1 ![]() PEUGEOT/プジョーといえば今では自動車メーカーとして有名ですが、もともとは水車の挽き臼の歯車などを作る会社として創業したことは割と知られています。 今でも自動車ばかりではなくコーヒーや岩塩やコショウを挽くためのミルを作っているのですが、その創業100周年記念として1950-52年に作られたのがこのG-1というモデルのコーヒーミルなのだそうです。 ぼくもいつかなにかの写真でこのミルを見て以来ずっと気になっていたものを今年になってからようやく手に入れて、以来日々楽しみながら使っています。 古いものですが今なおガタひとつ無く現役で使えるのはたいしたものだと思います。 今日このミルを紹介したのは思い掛けなくも「コーヒーミルG-1」展の案内をいただいたからです。 この展覧会はデザイナーでかつ元麻布にある古美術店「さる山」の猿山修さんの協力・監修により「東青山」さんを会場として行われるようです。 こういうものに注目し焦点を当てた展覧会が開かれるというのは嬉しいことです。 ぼく自身は東京まではいけませんが少しでも多くの方に見ていただきたいと思います。 ______________________________ 「コーヒーミルG-1」展 期間 平成21年10月30日(金)〜11月8日(日) 月、火休み 時間 正午〜午後8時 場所 東青山 港区南青山6-1-6 パレス青山一階 協力/CORNES&CO.,LTD(PEUGEOT社輸入発売元) ■
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by hanakari
| 2009-10-28 01:44
| かねのもの
![]() 朝鮮白磁の壺というと古くから人気のあるもので日本にも数々の名品が伝えられています。 ぼくもひとつよいものをとは願いながらもなかなか自分がほんとうに好きでかつ身の丈にあったものと出会うことはかないませんでした。 美術館や図録のなかやあるいは古美術店によいものはいくらでもありはしても実際にそれを身近において暮らすというときにぴったり来る自分好みなものは意外な程に見当たらないものです。 この壺は小さな高台からたっぷりと膨らんだ胴を経て低く立ち上がった口作りまで素晴らしい姿で、また朝鮮独特の柔らかい白磁の肌合も魅力的なもので一目で気に入ったものです。 ここに白いあさがおを入れてみたいと思ったのです。 朝鮮の工芸のよいものにはきりっと冴えた緊張感と穏やかな静けさが同居しています。 こういうものが部屋にあると自らと空間との輪郭を思いがけない程にはっきりと区切って存在しながらも、静謐な暖かさを感じます。 気高い朝鮮のお姫様でもいるような感じさえするのです。 ■
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by hanakari
| 2009-10-15 22:20
| つちのもの
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