飴釉 渡名喜瓶

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琉球のやきものには他には見ない独特な姿のものも数多くありまた独特の名前が付けられているものも少なくありません。
轆轤の造型としてはやや異形な感じがする程にメリハリのある姿をした渡名喜瓶と呼ばれているものがあります。
轆轤と言うのは基本的には土は外側に膨らむほうに力が働くものですからよほどかたちへの強い希求が無ければこんなかたちが生まれてくる訳はありません。
佛具というのか祭器というのかそういう祈りのかたちであればこそ何らかの強い想いが姿したのでしょう。
渡名喜瓶もまた対瓶の一種ではないかと思うのですが渡名喜島と何か関係があるのではないでしょうか。
18世紀後半から19世紀前半と言われるこの渡名喜瓶はなかなかの優品で若い頃から何度も沖縄に行かれていた濱田庄司さんの旧蔵品です。
濱田さんは沖縄の文化から多くの栄養を受け取り、そして同時に当時の沖縄に対して大きな影響を残されたと思います。
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by hanakari | 2009-07-12 01:36 | つちのもの
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