タグ:丹波 ( 34 ) タグの人気記事

丹波 流釉 甕

a0038380_9334778.jpg

このような丹波の甕はたくさん今も残りますが江戸前期の赤土部は評価されても中期以後のものはあまり人気のあるものではありません。
作り方も焼き方も同じようなものですが何かが変わったのだろうということは作り手の立場から感じます。
研究も不十分な現状でははっきりとしたことは何もわかりませんがきっとそれは窯の構造ではないかという気がするのです。

それはさておき、中期以後発達したのはこのような竹筒を用いた行儀の良い流釉で、これにはまた独特の魅力があると思います。
[PR]
by hanakari | 2016-04-14 09:40 | つちのもの

丹波 赤土部 甕

a0038380_03334549.jpg
赤土部の甕は以前にもひとつここで紹介したことがありますが大変好きなものです。
こちらは大きさもあって立派なもので継ぎ土の跡の段差もアクセントとなっているとともに、この打掛した流釉もこの時代の丹波としてはちょっと珍しいものかとも思いますが、それ以上に目を惹くのはこの赤く冴えた発色でしょう。
赤土部とは江戸時代になって様々な技術革新とともに使われるようになった鉄分の多い泥を主原料とした釉薬ですが、残されたものを見れば暗く沈んだ茶色いものも多くその名が示すとおりこのように赤く美しく発色するのは実は割合としては少なかったのではないかと思われます。
こういう釉は原料とその調合とともに焼成の時の条件や冷め方でかなり結果にばらつきが出るかと思われるのである時代のある窯場固有のものを後になって再現することは実際には不可能であるように思います。
同じような泥を原料とした釉薬はこの時代に信楽や越前や各地の窯で盛んに使われましたが、丹波のある時代の一部のものに見られるような美しい赤は他では見ることが出来ないものでした。
赤くしようとして赤くするのは極めて困難なことで、またそういう意識がそう働いたとも思えないような雑器の仕事の中での出来事です。
おそらくはこの土地の原料、山の傾斜や湿度、薪の種類や焚き方などの条件が偶然揃った時にこの奇跡が起こったのではないかという気がするのです。
丹波でも17-18世紀前半のみに見られるもので江戸中期になればこの調子の赤土部は失われてしまいました。
きっと何かの条件が変わったのでしょう。






[PR]
by hanakari | 2014-01-25 09:00 | つちのもの

丹波 いっちん壺

a0038380_16551713.jpg


あけましておめでとうございます

丹波の窯で幕末期に作られたいっちんの小壷です。
今は失われていますが元々は蓋があって珍味など入れたものです。
いっちんというのはクリーム状に溶いた泥を細く絞り出しながら描く装飾のことで、これもスリップウェアと共通の技法といっていいと思います。
英国のスリップウェアや丹波のこういうものにほぼ同時に惹かれて自分は陶器を作ってみたいと思ったのです。

長い間更新しないでおりましたが2013年もどうぞよろしくお願い致します。
[PR]
by hanakari | 2013-01-01 00:01 | つちのもの

丹波 赤土部 甕

a0038380_2032470.jpg

江戸初期頃の丹波の甕です。
やきものに興味を持ったころ大変心を惹かれ憧れたのは江戸時代の丹波の古陶でした。
きっかけは岩波文庫版の『工芸文化』の挿絵にあった白地に黒を流した蝋燭徳利でした。
丹波に興味を持って柳宗悦の『丹波の古陶』を繰り返し読んだり、京都からはそう遠くもない篠山の丹波古陶館や丹波立杭に何度も通ったりしているうちに江戸末期の白掛のものにも増して夢中になったのがこういう江戸初期の灰被きのあるものでした。
中でも吉兵衛作とも言われる鮮やかな赤土部に独特の三つ山形に黒く釉を流し、さらに窯の灰をたくさん受けてなんとも玄妙な窯変のあるこういうものに大変憧れるようになったのです。
実物に接する機会もなく掴みどころのなかったスリップウェアとは違い、丹波の古陶は実際に作られた土地に通い現物もたくさん見ることができたし、柳宗悦などの丹波関係の本も読み、実際に自分が陶器を作ろうとした時に実際的な部分や理念に多大な影響がありました。
後に大好きな河井先生と古丹波の接点に居られた清水俊彦師に師事したこともごく自然なことでした。
[PR]
by hanakari | 2012-01-20 20:06 | つちのもの

a0038380_23393479.jpg


けさは青く晴れわたってさむいさむい朝でした。
YEN TOWN BAND の歌っていた「この空の青の青さに心細くなる」という歌詞を思い出しました。
空の青、海の青、ひとにも青のイメージのひとがいます。
青は生命を抱き包む色。

けさはうつくしい空でした。
[PR]
by hanakari | 2008-12-06 23:50 | 景色

紅葉

a0038380_184236100.jpg


11月25日の朝8時過ぎの日吉ダムです。
京都に行き来する時はいつも通る場所ですが、山にかかる雲もそして杉か檜の針葉樹の姿と色付く広葉樹の色彩が水面に映えているのもうつくしくおもわず1枚写真を撮りました。

こんなものは誰が見ても綺麗に決まっているし写真よりも実際の方がずっとよいのでわざわざここで紹介するまでもないのですがやっぱりこの時間ここにいなかったひとにも見て欲しいと想ったのです。
[PR]
by hanakari | 2008-11-29 18:53 | 景色

江戸柿

a0038380_2212129.jpg


果物のうちでも柿は全部好きですが江戸柿とか代白とか大蓑とかそういう柔らかく熟してから食べる柿は特別に好きです。
半透明の薄い皮に覆われたたっぷりと内側から張りつめた姿もうつくしく、またその鮮やかな色彩もうつくしい。
こういう美味しさやうつくしさはいかにも季節の恵みという気がします。

うつわはずっと自家用にしている丹波立杭の清水俊彦師のもとで修行時分の最後頃に作らせていただいた白掛櫛目のお皿です。

今夜は冷え込んで氷点下に下っています。
秋もそろそろお終いですね。
[PR]
by hanakari | 2008-11-18 22:11 | たべもの

a0038380_23575494.jpg


たいした雪ではなかったのですが今朝も雪
今朝の10時半頃の自家の玄関を開けた正面の山
広葉樹と下のほうに拡がるのは植林されたスギやヒノキ
そして稜線あたりにあるのがアカマツです
雪がついてもそれぞれの調子の違いが面白い
[PR]
by hanakari | 2008-02-04 00:04 | 景色

柿の木のある家

a0038380_1811070.jpg


隣り街まで買い物に行く。

写真は南丹市美山町北の柿の木のある家。
紅葉も終わったこの季節を柿は鮮やかに彩る。
[PR]
by hanakari | 2007-12-10 18:14 | 景色

日吉ダムビジターセンター

a0038380_0591047.jpg


これは日吉ダムのビジターセンターにある螺旋階段部分を外側から撮ったものです。
團紀彦さんの神経の通った建築で全体も細部もおろそかにせずに作られた優れた現代の建築だと思いますが、実際に訪ねてみればこれを上手に使いこなすのはなかなか難しいのだなという気はします。
[PR]
by hanakari | 2007-11-26 00:59 | 建築