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英国と阿蘭陀のスリップウェア展

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京都の北白川にIRISさんという西洋骨董を扱うお店がありました。
初めて訪ねたのは1997年の17世紀オランダタイル展の時ではなかったかと思いますがそれ以後もオランダのデルフトのことなどいろいろと教わりながらお世話になっております。

スリップウェアも歴史的にはオランダがイギリスのものに先行しているようで、これはこれで独特の軽やかな作風のものが多く作られています。
そういうオランダのものはこれまでもたくさん扱われてきたイリスさんですが、今回店舗の移転を機にアンティーク イリス 麩屋町ギャラリーとしてリニューアルし、その最初の企画として4月28日より「英国と阿蘭陀のスリップウェア展」を開催されます。

英国の古いスリップウェアが売り物として出るのもそう多くはないことですが、それがこのような企画展としてまとめられることはさらに珍しいことではないかと思います。
知っている限りは1929年頃に鳩居堂で行われた「西欧工藝展覧会」、それからこれは販売の会であったとは確認しきれていませんが1972年日本橋三越で行われた「18~19世紀 スリップウェア陶器展」、そして1981年新宿の古道具坂田さんによる「英国スリップウェア展」、そして近年ではアメリカのもののほうが多かったのですが2004年の京都寺町の大吉さんによる「スリップ・流掛釉展」くらいしかなかったのではないでしょうか。
今回のイリスさんの会もスリップウェアに関心のあるものにとっては絶対に見逃してはいけない貴重な機会ですのでぜひご覧頂きたいのです。


4月1日追記
ぼく自身は初日の朝に見てきました。
縞や波線の描かれた皿や鉢類は日本でもずいぶん人気が出てきましたがそれらとはまた別系統の轆轤を使った壺やカップなどまだまだ日本では見る機会のあまりないようなものもいろいろと並んでいました。
イリスさんのホームページに展示の様子がアップされましたので紹介します。
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by hanakari | 2010-05-01 08:55 | つちのもの