白磁 壺

a0038380_21471887.jpg


朝鮮白磁の壺というと古くから人気のあるもので日本にも数々の名品が伝えられています。
ぼくもひとつよいものをとは願いながらもなかなか自分がほんとうに好きでかつ身の丈にあったものと出会うことはかないませんでした。
美術館や図録のなかやあるいは古美術店によいものはいくらでもありはしても実際にそれを身近において暮らすというときにぴったり来る自分好みなものは意外な程に見当たらないものです。
この壺は小さな高台からたっぷりと膨らんだ胴を経て低く立ち上がった口作りまで素晴らしい姿で、また朝鮮独特の柔らかい白磁の肌合も魅力的なもので一目で気に入ったものです。
ここに白いあさがおを入れてみたいと思ったのです。
朝鮮の工芸のよいものにはきりっと冴えた緊張感と穏やかな静けさが同居しています。
こういうものが部屋にあると自らと空間との輪郭を思いがけない程にはっきりと区切って存在しながらも、静謐な暖かさを感じます。
気高い朝鮮のお姫様でもいるような感じさえするのです。
[PR]
by hanakari | 2009-10-15 22:20 | つちのもの
<< PEUGEOT G-1 co... あさがお >>