古伊万里 半筒湯呑茶碗

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柳宗悦、河井寛次郎、濱田庄司たち民藝の提唱者が民藝という言葉を創り『日本民藝美術館設立趣意書』を発表したのは大正末年のことです。
この時の趣意書の表紙を飾ったのは当時まだ審美の対象として論じられることのなかった青山二郎旧蔵の古伊万里雑器である半筒湯呑茶碗です。
蕎麦猪口と同じようにこの半筒も同じかたちに様々な紋様のものが作られましたが羊歯かなにかの植物を抽象化して斜めに配置したこの紋様のものは中でも印象的で美しいと思います。
口と高台が欠けひびもあって傷だらけではありますが縁あってこれと同じ紋様の半筒湯呑茶碗が手元に来ました。
梅雨から暑い時期にかけてはこういう古伊万里の雑器はいかにも心地よく楽しんで使っています。
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by hanakari | 2012-07-06 13:52 | つちのもの
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